エアーコンプレッサーのオイル銘柄を変更する際に、フラッシングをした方が良いですか?

※2018年1月10日記事を修正しました。

こんにちは、コンプレッサ修理屋の大西と申します。
弊社は福岡を拠点に、主に九州一円のエアーコンプレッサーやエアードライヤーの整備やメンテナンスを行っている会社です。突発のトラブルの際などお気軽にご連絡ください。

今回のブログのテーマは、最近お客様よりご質問いただいた中より選びました。

質問Q.エアーコンプレッサーのオイル銘柄を変更するに当たって、フラッシングは必要ですか?

ここからは回答を記載したいと思います。

A.コンプレッサーメーカーの中には、オイル劣化を起こした場合などの為に、フラッシングオイルを販売している会社もあります。
これはフラッシング後も同じ銘柄のオイルを使用するという前提でのフラッシングになります。

一番潤滑油でよくないことは、異なったオイルの銘柄を混ぜることです。少しでも他のオイル銘柄が混ざってしまうとオイルがコールタール状(アメーバのようにドロドロ)になり、圧縮機本体のスクリューを完全にロックさせてしまう原因に繋がります。俗にいう、「焼付き」と呼ばれるものです。

仮にフラッシングを行った場合でも完全にオイルを入替える為に、ラジエーターや補機部品に入っている油を抜かなければ安心して他銘柄へオイルを変えることは出来ないので、費用対効果や手間の観点からも、決して経済的ではないと言えます。

勿論、プロが行えば多少の安心は買えると思いますが、手間とコストを勘案した場合には、今一度純正以外のオイルを使用すべきか検討すべきだと思います。

勿論、圧縮機がロックした場合でも修理は可能です。しかし通常のオーバーホールに比べスクリューを抜く作業やベアリングの交換、コールタールの除去など手間と時間を必要とする為、日数も費用も割増となります。

純正品が費用的に高い事も、修理屋として十分に理解しています。他銘柄へ変更されたいという、お気持ちもよく分かります。

ですが、劣化を含めて将来的なことを考えると、フラッシングで他銘柄へのオイル変更をされることは今一度考えられた方がよいかもしれません。

著者:有限会社大西エアーサービス 大西健

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