ドレントラップの役割やノーマルオープンとノーマルクローズの違いについて。「分かりやすく解説します。」


ドレントラップの役割や、ノーマルオープン(NO)とノーマルクローズ(NC)の違いを知りたい方へ

ドレントラップを使用していて、先日からエアーが漏れっぱなしになっているけど、このまま使用しても大丈夫なのか不安。原因が知りたい。また、部品が入手できる場合は、自分たちで交換・修理が可能かも知りたい。と考えていませんか?

本記事では、下記の内容を解説します。

私はコンプレッサーの修理屋です。福岡県を拠点に日々修理やメンテナンス、オーバーホールをしています。


・そもそもドレントラップには、どんな役割があるのか!?

ドレントラップには、エアーコンプレッサーで大気を圧縮する過程で発生したドレン等を溜め込み、水分のみを外へ排出する機器です。給油式エアーコンプレッサーの場合は、ドレンに油分も含まれます。


・ドレントラップが吹きっぱなしになる原因とは

ドレントラップも長年使用されるとゴミや埃などによって、内部のフロートが腐食しエアーが漏れっぱなし又は、エアーが流れないなどのトラブルが起こります。

また新品時からエアーが吹く場合もあります。それは、次に説明しますが、ノーマルオープン(NO)とノーマルクローズ(NC)の役割の違いです。

・ドレントラップのノーマルオープン(NO)とノーマルクローズ(NC)の違いとは

ノーマルオープン(NO)とは、無加圧時に溜まっているドレンやエアーを排出します。ノーマルクローズ(NC)は、その逆で無加圧ではエアーは排出されません。加圧時は、どちらも一定のドレンが溜まった時に、排出されます。
寒冷地の凍結対策や無加圧時でもドレンが溜まる環境などでは、ノーマルオープン(NO)がお勧めです。
吐出流量の小さいコンプレッサ(0.75kW以下)では圧が充填されない事もある為、ノーマルクローズ(NC)をお勧めします。昇圧する途中で、無加圧時にドレントラップからエアーを逃がしていたら、昇圧までに時間を要してしまうからです。

・ドレントラップは清掃や点検できますか?

カップを取外して、内部のゴミを除去するなど、可能です。消耗部品ですので、定期的に交換が必要です。

・ドレントラップ選定の注意点

実際の機器に使用している、ドレントラップの型番から探すことが、間違いを防ぎ、正しい方法だと思いますが、万が一、ドレントラップの型番が消えている場合、メーカへ問合せてみることも解決方法の1つです。そして、中古でエアードライヤーを購入したものの、ドレントラップが付いていないなど、たまに耳にします。そんな時は、以下の3点「接続口径・取付け方向・使用圧力」を、必ずご確認の上、選定されてください。

接続口径は、1/2(15A)と3/8(10A)の主に2種類があります。また、取付け方向で、縦向き横向きの2通りがありますので、メーカから選定される場合は、注意が必要です。CKD製品のDT3000、DT4000の場合だと、ご自身で、接続方向を変えられますので、とても便利です。使用圧力1.0MPaまたは、1.4MPaに対応するものとありますので、使用圧力も必ずご確認の上、選定されてください。

この度は、最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました。

著者:有限会社大西エアーサービス 大西健

コンプレッサーの修理・相談窓口




TEL 092-410-4622

受付時間/平日 AM8:30~PM17:00
     土曜 AM8:30~PM15:00


FAX 092-410-4623

メールでお問合せ


(日曜・祝祭日は休業) 深夜・早朝の場合は、メール又はFAXをください。